二宮和也のTBS主演ドラマ続編がお蔵入り危機…一方でNHK「ザ少年倶楽部」続行に疑問の声
一方、放送見直しの声が根強いのが、NHKの音楽バラエティー番組「ザ少年倶楽部」とNHKEテレの教養バラエティー番組「バリューの真実」だ。「ザ少年倶楽部」はジャニーズJr.をメインに、ジャニーズ事務所所属の歌手、タレントが多数出演している番組で、2000年4月から放送されているNHKの長寿番組だ。
「いちプロダクションのタレントだけを売り出す番組を公共放送がやるのはおかしいという声は、スタート時点からありました。それに同番組は国外でも放送されています。ジャニー氏の性加害問題が再びクローズアップされてから、即刻放送中止すべきという声が受信契約者から多数来ているといいます」(NHK番組制作関係者)
2020年スタートの「バリューの真実」は、ジャニーズ事務所の人気グループSixTONESの初MC番組で、2022年4月5日からレギュラー放送されている。
「創業者の長年の性加害の責任が問われているジャニーズ事務所のグループが、教養バラエティーの司会と務めるのはファンではない視聴者にとって納得が行かないでしょう。これら2つの番組を継続させるようなら、受信契約者離れが起こらないとも限りません」(前出・芸能ライター)
「タレントに罪はない」というが、これ以上所属タレントの活動に実害を及ぼさないためにも、大手化粧品メーカーのコーセーが進言しているように、ジャニーズ事務所はタレントの移籍先を早急に準備して解散すべきだ。
(本多圭/芸能ジャーナリスト)