沢尻エリカ「復帰」の足音は本物か…拭いきれない“エリカ様”負のイメージに疑心暗鬼広がる

公開日: 更新日:

 薬物逮捕での有罪判決から約4年、沢尻エリカ(37)の復帰劇が話題だ。所属事務所のエイベックス社内からは「クビにしたほうがいいのではないか」との声もあったそうだが、松浦勝人会長(59)らがかばい続けてきたという。そして来年2月、舞台「欲望という名の電車」での復帰が発表されたのである。

 その役どころは上流階級出身ながら、落ちぶれてしまった未亡人。ドラマ「1リットルの涙」では難病の少女、映画「ヘルタースケルター」では全身整形スター、映画「新宿スワン」では薬漬けの風俗嬢を演じてきたのが沢尻だ。

 復帰作もラストで精神が崩壊するという難役だそうだが、自信を持って取り組んでいるのかも知れない。だが、デイリー新潮は「今後は厳しい」と言われているとして、芸能界もコンプライアンス重視となっている現状ではテレビ地上波を中心にハードルが高いと報じた。

 そもそも、沢尻は2020年1月の初公判で、女優復帰は「考えていない」と、引退を明言していた。事件での多額な賠償金などを抱えているとみられ、本人は反省しているそうだが、なにしろ再犯率の高さで知られる薬物事件である。「本当に更生したのか」と疑心暗鬼な関係者は少なくないのではないか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド