NHK大河「光る君へ」はイケメンてんこ盛り!吉高由里子じゃ盛り上がらないとNHK仕込み
初めから男性視聴者は捨てている?
まず、紫式部の弟役の高杉真宙。小学生のときに、女の子と間違えられてスカウトされたという美形で、バラエティー番組「ぐるぐるナインティナイン」のゴチコーナーや朝ドラ「舞いあがれ!」の大学サークルのリーダー役で、「あのキレイな子だれ?」と注目された。ほかにも、去年の秋ドラマ「いちばんすきな花」でクワトロ主演のひとりだった松下洸平は宋の見習い医師、道長のライバル藤原伊周は「おっさんずラブ-リターンズ-」にも出演している三浦翔平、藤原一族に引きずり降ろされる本郷奏多の花山天皇、その後継となる一条天皇はジュノンボーイの塩野瑛久、道長の長男・頼通は元仮面ライダーの渡邊圭祐と、まあ、これでもかというほどビジュアルな男たちが次から次へと登場する。
「おそらく、初めから男性視聴者は捨ててるのでしょう。30代から50代の女性狙いですよ。大河から○○クン推しなんてブームが起きれば、視聴率の底上げだけでなく、NHKプラスでの見直しも増えます。今年の大河の主役は、吉高ではなく、イケメンたちかもしれませんね」(前出のプロデューサー)
紫式部と清少納言(ファーストサマーウイカ)が、これらの男たちを容赦なくやり込めたりしたらドラマは面白くなる。
(コラムニスト・海原かみな)