バカリズムが「IPPONグランプリ」チェアマン代理に 番組が「松本人志不在でも成り立つ」は本当か
《IPPONグランプリは出演者同士で判定してるし松本人志いなくても成立すると思うから終わらせないでほしい》
《確かにIPPONグランプリは松本さんいなくても成立する番組ではあるから開催されるのは素直に良かったのです》
フジテレビが22日、来月3日放送予定の土曜プレミアム「IPPONグランプリ」について、「ダウンタウン」松本人志(60)に代わり、「チェアマン代理」にバカリズム(48)が就任すると発表した。
同番組は29回を迎えるが、これまで松本がチェアマンを務めてきた。しかし、松本は「週刊文春」の報道を受けて活動休止中。今回、過去最多6回の優勝を果たしたバカリズムに白羽の矢が立った。
もともと番組ファンからは、松本が“不在でも成り立つ仕組み”であることから、代理を立てて放送を存続させてほしいという声があった。
「『IPPONグランプリ』は、松本さんが出場者の回答や勝負の流れを論評していましたが、出演者同士で判定できますし、本人不在でも成り立つという声は、視聴者の間でも数年前から出ていました。松本さんがMCの番組、そして松本さんが企画する番組も含めて、松本色を失ってもMCが代わっても、それはそれで成り立つものが多い。むしろ、いつか後輩が引き継いでも成立するバラエティーのたてつけを作ってきた印象を受けます。『人志松本のすべらない話』も『ドキュメンタル』も同様。『M-1』の審査員、『水曜日のダウンタウン』『探偵!ナイトスクープ』の局長など、冠が付いている番組は名称変更は必要になるでしょうが、代理でも進行可能でしょう」(バラエティー番組制作関係者)
ビートたけし(77)や明石家さんま(68)のように本人が目立って笑いを取るスタイルとは違い、松本がMCを務める番組は周囲を引き立てて笑いを誘う。活動休止で本人不在の期間が長くても、後輩には仕事を残していきそうだ。