松本人志と故・やしきたかじんさん「遊びの流儀」の違い…人に恨まれない“豪遊伝説”は今も色あせず
「週刊文春」の性的トラブル報道に、「事実無根なので闘いまーす」と自身のXに投稿し、裁判で争う姿勢を見せたダウンタウンの松本人志(60)。
文春に報じられた性的トラブルで女性との間で同意があったか否かはともかく、後輩芸人に一般女性を集めさせて飲み会を開いていたことは、もはや否定できないだろう。松本の先輩芸人で理解者として知られる上沼恵美子(68)も、松本の遊び方を〝3流以下〟と断じている。
大物の遊び方に関して名前をあげられるのが、“浪花の視聴率王”と呼ばれた故・やしきたかじんさん(64歳没)だろう。「東京」などのヒット曲で知られ、バラエティー番組での歯に衣着せぬ物言いで人気を博したたかじんさんは、大阪・北新地で数々の豪遊伝説を残している。
「たかじんさんはほぼ毎晩のように北新地に繰り出して、高級クラブに30分くらい滞在してはまた次の店といった具合にハシゴして、それぞれの店でワインをガンガン開けてました。東京から番組にゲスト出演したタレントを接待し、安岡力也さんあたりはたかじんさんによくご馳走になっていた一人です。当時、ひと晩で150万~200万円は使っていたように思います。気に食わない相手とは喧嘩もしましたが、気を遣うのでホステスにモテてていました」(在阪テレビ局関係者)
筆者がたかじんさんに初めて会ったのは、「東京」がヒットした1993年のこと。上方喜劇界の大スターだった故・藤山寛美さんの長女、藤山直美(65)との熱愛の噂を取材をするため、朝イチの新幹線で大阪の自宅に赴いたのがきっかけだった。