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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

理想の芸人像を投影 「戦友」ザコシショウに対するケンコバの狂った愛情

公開日: 更新日:

「俺の愛したザコシショウは、もう死んだ」
(ケンドーコバヤシ/日本テレビ系「にけつッ!!」1月9日放送)

  ◇  ◇  ◇

 ケンドーコバヤシ(51)とハリウッドザコシショウ(49)といえば、大阪NSCの同期で親友で戦友として知られている。趣味嗜好も芸風も近い彼らは、養成所時代から仲が良かったという。そんなケンコバが、ザコシショウの仲間である「ハリウッド軍団」の飲み会に“潜入”した。

 ひとしきり飲み、夜中2時過ぎにコロッケそばを食べることに。その際、ザコシショウが「やっぱ、この時間に食うコロッケそばは背徳感があってうまいよな。罪悪感と背徳感がうまさをパワーアップさせるよな」と言ったことに衝撃を受け、「モデルか、おまえ!」とケンコバは激怒した。

 そのことを総括して語った一言が今週の言葉だ。ザコシには「背徳感」だとか「罪悪感」などという一般的な感覚とは無縁でいて欲しかったと言って、「昨日の夜中2時半に縁を切ってきました」と宣言した。

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