吉本興業「沖縄国際映画祭」撤退表明の“悪タイミング” 元プラマイ岩橋やらせ暴露でファン疑念
毎年4月に開催されている沖縄国際映画祭(島ぜんぶでおーきな祭)について、吉本興業が今年を最後に実行委から抜けると報じられた。
同映画祭は2009年に初開催され、吉本興業は主催ではなく協賛で関わっていたが、実際は吉本タレントの監督・出演作が多数上映されていた。
「地域振興の意味では大きく貢献していたと思いますが、一方で近年は地元沖縄と吉本芸人によるお祭りの場の印象が強く、国際映画祭としてのイメージは弱くなっていました。第一回では、松本人志監督第二弾作品『しんぼる』の制作発表が行われたり、その後も同事務所所属タレントの監督・出演作品が多く受賞していたり。2007年からカジノ誘致を始めたタイミングの沖縄県での映画祭開催だったこともあり、“映画祭の目的”については憶測がついて回りました」(芸能記者)
もっとも、今回の映画祭撤退のニュースはタイミングが悪く……。
今年に入り、元プラス・マイナスの岩橋良昌が、主催が吉本だった大阪のお笑いコンクールをやらせと“告発”し、いまだ騒動が収まっていないからだ。岩橋は自身のⅩ(旧ツイッター)で、「主催の作家に事前に『この大会はよしもとが主催してるからよしもと以外の芸人は優勝させんといてな』といわれゲンナリ」(投稿はのちに削除)と投稿。これに大阪府交野市長の山本けい氏が自身のⅩで、「交野市出身の人気お笑いコンビプラス・マイナスの解散が報道されています。きっかけとなった北河内お笑いコンクールの審査員の一人として証言しますが、北河内お笑いコンクールはやらせです。他の審査員の点数が意味をなしてませんでした」とポストし、波紋を広げた。