市毛良枝に学ぶ「人生100年時代」の生き方上手…“理想の花嫁”から“憧れのシニア”へ
登山家としても知られる女優の市毛良枝(73)。かつては「お嫁さんにしたい女優」「理想の花嫁」が代名詞だったが、現在はシニア世代を元気づける言動で注目を集めている。
40歳からはじめた登山は、アフリカ大陸最高峰キリマンジャロやヒマラヤなどに登頂の本格派。もともと苦手と思っていた運動に楽しみを見いだし、「体力、運動能力がないというのも思い込みだったかもしれない」と開眼、「今までやりたいと思いながら、やってこなかったことを全部やってみよう」と社交ダンスにダイビング、ヨガもはじめたそうだ。そして、それらの効果なのだろう、元気と若さ、変わらぬ美貌で話題なのだ。
■還暦から社交ダンス
「講演会などでシニア世代を元気づけているのは、『楽しむのをあきらめない』といった前向きな言葉です。人生を24時間の時計になぞらえ、今の年齢が何時何分にあたるかと考える『人生時計』などを引き合いに、残りの人生を前向きに生きていこうというもの。『新しい扉を開く』『自分らしく』と誘い、これまで思っていてもできなかったことに挑戦しようというのです」(雑誌編集者)