伊藤沙莉“トラコ”の「はて?」早くも流行語大賞候補に? 朝ドラ「虎に翼」脚本家とNHKは相性抜群
「コミック原作ですが、2020年のテレビ東京の連ドラ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』の脚本が吉田さんで、主人公の男性2人の心の機微を丁寧に描いたドラマで印象に残っています。2022年放送の本田翼さん主演のTBSの連ドラ『君の花になる』は、その吉田さんのオリジナル作品だと期待しすぎてしまったせいか、正直少し肩透かしではありましたが……」(芸能ライターの山下真夏氏)
■NHKと好相性
どうやら吉田氏の脚本はNHKと相性がいいようだ。
「昨年放送の単発ドラマ『生理のおじさんとその娘』の評判もとてもよく、その前年の2022年には『恋せぬふたり』でたくさんの人々の共感を得た。そして今の『虎に翼』ですからね」(前出の山下氏)
脚本が秀逸なのはもちろんだが、ヒロインの伊藤の演技も視聴者を夢中にさせている。
「最近の朝ドラヒロインは有名どころばかり。そのせいで《みんなが知らないフレッシュな人を選んでほしい》という声もありますが、こと伊藤さんに関しては、そういった声は比較的少なかった。むしろ《米子、お帰り!》《米子がついにヒロインに》と歓迎ムードだったように思います」(スポーツ紙芸能担当記者)