NHK夜ドラ「VRおじさんの初恋」でさすがの演技 野間口徹はバイプレーヤーから堂々の主役級に

公開日: 更新日:

 主演じゃないのに、どうも存在が気になってしまう――。この人はその筆頭かもしれない。俳優の野間口徹(50)。バイプレイヤーとしてすっかりお馴染みだが、現在放送中のNHKの夜ドラ「VRおじさんの初恋」(月~木曜夜10時45分)では、堂々のNHKドラマ初主演。言わずもがなだが、VRは「Virtual Reality」の略、「仮想現実」のことだ。

「『VRおじさんの初恋』では、野間口さん演じる直樹が装着するゴーグルの中で展開する仮想現実の世界と、直樹が生きる現実の世界が行ったり来たりする。テレビ離れしている若年層にターゲットを絞った“夜ドラ枠”らしい、チャレンジングな作品です。高齢の視聴者なら《意味が分からない》と離脱しかねませんが、そこはさすがNHK。この内容で連ドラとは強気ですよね」と笑うのは、ある民放キー局プロデューサーだ。

 野間口演じる直樹はタイヤメーカーに勤める冴えない独身中年社員。家に帰るとゴーグルを装着してVRに没頭する。仮想現実での直樹のアバターであるナオキは女子高生の姿をしており、演じているのはNHK連ドラ初出演の新人、倉沢杏菜(19)だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…