故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

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念願のキャスター就任も不安定な精神状態を告白

 局アナ時代に孤立していた川田さんを突き放したことがあったと告白した安住アナは、《どんな謝罪をもっても許されないことだと思ってて。俺が、この放送局のアナウンサーを続けている限りは、川田のことを考えてあげたいってずっと思ってるんです》と後輩への後悔を口にしている。

 謎の死を遂げた川田さんについてはさまざまな憶測が流れた。

TBS退社後に所属した事務所幹部のA氏との親密関係が噂された一方で、取材で知り合った米国人の平和活動家B氏との関係も取り沙汰されました。川田さんは亡くなる数日前に、ブログで母親への感謝や精神的に不安定な様子であることを告白していました。メモ書きの遺書には家族への感謝の気持ちが書かれてあっただけで、真相は謎のままです」(芸能ライター)

 川田さんが亡くなった後、深い関係にあったとされる米国人のB氏が、A氏に対し損害賠償請求裁判を起こしている。
 
「所属事務所幹部のA氏とB氏は川田さんの紹介で知り合っている。核兵器解体事業に携わっていたB氏は『ロシアの核兵器解体現場を撮影させる』との約束で、A氏から1000万円を受け取ったものの、約束が果たされなかったことでトラブルに発展したと言います。B氏はうつ病だった川田さんがA氏からの電話にずっと怯えていたと主張し、『自殺の原因を明らかにする』とA氏に訴えを起こした。A氏もB氏に反訴するも、結局B氏の敗訴で終わりました。A氏は川田さんとの関係を否定していますが、こうしたトラブルの板挟みになったほか、キャスターに就けていたものの、仕事が激減していたことなどが背景にあったのではと言われています」(週刊誌記者)

 安住アナは川田さんへの後悔、思いを変わらず持ち続けているという。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

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