山田涼介「ビリオン×スクール」火9枠への移動で背負うさらなる重圧…フジは金9から撤退へ
Hey! Say! JUMP山田涼介(31)主演「ビリオン×スクール」(フジテレビ=金曜夜9時)の“苦戦”が続いている。
「初回の世帯視聴率が4%台という厳しいスタートから抜け出せず、7月19日放送の第3話では2%台に。26日の第4話で3%台と少し盛り返したものの、ネットニュースでは《危険水域》《爆死》など不穏な言葉とセットになってしまっています」(広告代理店関係者)
「ビリオン」は山田扮する財閥系トップ企業のCEOが、身分を隠して高校教師になる《現代の常識を覆す痛快学園エンターテインメント!》(公式HPより)だが、ネット上では初回放送直後から《過去にヒットした学園ドラマの要素+旧ジャニで視聴者が釣れると思っているのが間違っている》《『ごくせん』の仲間由紀恵とか『GTO』の反町隆史の域は山田涼介には無理ってこと》なんて手厳しい意見が飛び交っていた。
しかし、テレビコラムニストの亀井徳明氏は「そこまで悪く言われていたり数字が悪いと擁護したくなります」と、こう続ける。
「極端なキャラ設定の教師×闇を抱えた生徒という図式は、昭和の時代から学園ものの王道です。刑事ものや医療ものだってベースは同じフォーマット。ずっとテレビを見てきた中高年層に既視感があるのは必然で、あえてやっていることなんです。そんな中で山田さんと木南晴夏さんや安達祐実さんとの絡みを面白いと思ったり、極端な手法で生徒の心を変えていったりするのを快感と思う人はいますし、志田未来さんや神木隆之介さんなどにグッとくる人だっている」