山田涼介「ビリオン×スクール」火9枠への移動で背負うさらなる重圧…フジは金9から撤退へ

公開日: 更新日:

■「“フジ金9”のファイナルを見守りたい」

 もっとも、学園ドラマのオールドファンの中にも「かつて穂積隆信さんや名古屋章さんなどが活躍していた頃の学園ものに通じる『ビリオン』のベタベタ感が妙に心地良かったりします」(スポーツ紙芸能デスク)なんて支持派も。いずれにせよ、新鮮な思いで楽しんでいる若い視聴者にとっては《危険水域》も《爆死》も関係ない話。亀井徳明氏も「僕も1周回ってかもしれないけど『ビリオン』を楽しんでいて、“フジ金9”のファイナルを見守りたい」と話す。

 フジ金9は、ムロツヨシ(48)と平手友梨奈(23)の“育成型リーガルエンターテインメント”「うちの弁護士は手がかかる」から4作目となる「ビリオン」で連ドラから撤退、10月から火曜9時枠に移動することがすでに発表されている。

「リアタイ視聴が主流の時代ではないのに、視聴率ベースで評価してしまう層が一定数います。その層がネット上でのネガティブな意見に左右されて、ちゃんと見てもいないのにマイナス評価してしまう悪循環があって、フジ金9はそれにハマってしまった感じ。でも、先日のフジテレビの『27時間テレビ』が健闘したことは、“今どきの視聴者に刺さること”へのヒントになったかもしれません。10月からの火曜9時枠は、テレビ朝日の連ドラ枠との戦いになりますが、目先の数字にとらわれずに信念を持った企画をぶつけてほしいですね」(前出の亀井徳明氏)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇