菜々緒「無能の鷹」の評価がさらに上がれば「おむすび」も?2作品を担当する腕利き脚本家の存在
秋ドラマ序盤戦。11日にスタートした「無能の鷹」(テレビ朝日=金曜深夜11時15分)の評価が高まっている。原作は女性漫画誌「Kiss」(講談社)に連載中のはんざき朝未氏の人気コミックで、見た目は有能、中身はポンコツの新入社員・鷹野をテレ朝ドラマ初主演の菜々緒(35=写真)が演じている《超・脱力系お仕事コメディ》(公式HPより)だ。
放送後、ネット上では《期待しないで何げなく見たら面白かった》《キレイすぎる菜々緒さんのポンコツぶりが最高!》《疲れた金曜の夜、癒やしになりそうなドラマ》などなど肯定的な書き込みが多く、レビューサービスFilmarksでも5点満点で3.5(18日現在)とまずまずの評価。
テレビコラムニストの亀井徳明氏も「キュンキュン系やドキドキ系、小ネタ散りばめ系に、考察や感動へ誘導するものなど、ドラマ視聴者のツボはそれぞれですが、このドラマはゆる~く楽しめる“癒やし系”として人気が出そう」と、こう続ける。
「アイドル系の女優さんが演じる“ドジっ子ちゃん”が奮闘したり、大物の女優さんが演じる“性格に難はあるけどデキる人”が職場のトラブルを解決するというのが、従来の王道的お仕事コメディー。『無能の鷹』は職場の上司や先輩、取引先などは“いかにも”的なキャラで固められていますが、メインキャラが新鮮です」