松本若菜「わたしの宝物」が首位独走も、“托卵妻の悪女”に素朴な疑問…「美羽は全然悪女じゃない」の声
前期の「西園寺さんは家事をしない」(TBS)に続いて、松本若菜(40)が主演を務める秋ドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ=木曜夜10時)。世帯視聴率は5%前後で《低迷》《苦戦》と言われてもおかしくない数字だが、無料動画配信サービスTverのお気に入り登録数の116万超えは今期のドラマでトップを走っている(12月2日現在)。
「わたしの宝物」は“托卵”をテーマにした愛憎劇。松本演じるヒロイン・美羽は、夫・宏樹(田中圭)のモラハラぶりに傷ついていた時に、中学時代の淡い恋の相手・冬月(深澤辰哉)と再会し、彼の子を宿す。しかし冬月の死を知らされた美羽は、愛する人の子を守るために宏樹の子と偽って出産。モラハラが消え、本来の優しい姿に戻った宏樹と子育てしていたところに、死んだと思っていた冬月が現れ……という展開だ。
ネット上では《いくらファンタジーだからって、そう簡単に昔好きだった男と再会した勢いで関係して妊娠て。だいたい超優しい人のはずなのに避妊しないなんて信じられん》《登場人物の言動がことごとく身勝手すぎる》なんてツッコミがある一方で、《田中圭さんの演技の振れ幅がすごい》《喫茶店のマスター役の北村一輝さんの存在感がハンパない》などと演者に関することから、《昔の昼ドラか深夜ドラマみたいな強引な展開だけど意外とハマる》と評価する声も。