NewJeansが民放生出演で話題も…NHK紅白歌合戦落選の背景に「事なかれ主義」
NewJeans(ニュージーンズ)が先月29日の「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に続いて、30日に日本テレビ系音楽の祭典「ベストアーティスト2024」に生出演し話題になっている。同グループは28日夜に所属事務所だったADOR社との専属契約を解除と発表。同社は了承しておらず、出演できるのかが話題になっていたが、予定通り出演し、変わらぬパフォーマンスで視聴者を魅了した。
NewJeansといえば、プロデューサーで生みの親であるミン・ヒジン氏(44)の解任に端を発した泥沼騒動の渦中にあるグループ。10月にはメンバーのハニ(20)がADOR社社内のいじめについて国会で証言。他のグループに挨拶した際にマネジャーがメンバーに向けてハニを「無視しろ」と指示したことなどを涙ながらに明かした。そのライバルグループがADOR社と同じくHYBEグループ傘下のBELIFT LAB社所属のILLIT(アイリット)。ミン・ヒジン氏は会見の際には「NewJeansのパクリ」「振り付けを盗まれた」などとコメントしている。
両グループともティーン人気は高いものの、デビューがHYBEの株価を左右するほどNewJeansの人気は圧倒的。日本でも日本コカ・コーラ、花王、ロッテなどのCMに出演し、知名度が高い。昨年は紅白に初出場し、今年もかと思われたが落選し、代わりにHYBEの秘蔵っ子ILLITが初出場となった。