【独自】西島秀俊“NYロケ”迫真リポート エミー賞18冠“世界の真田広之”に迫れるか?
今年5月いっぱいで事務所から独立し、フリーランスとなった俳優の西島秀俊(53)が現在、新たな挑戦に向け米ニューヨーク(NY)で奮闘中であることが日刊ゲンダイの取材で明らかになった。映画「宮本から君へ」を手掛け、第62回ブルーリボン賞の受賞経験などもある新進気鋭の真利子哲也氏(43)が監督を務める最新主演作「Before anyone else(仮)」を当地で撮影している。
西島は今夏、ラシダ・ジョーンズ主演の米製作配信ドラマ「サニー」(Apple TV+)でハリウッドデビューしたばかり。「Before~」は日本の作品だが、NYとニュージャージーでのオールロケという。
「9月頃から現地のエキストラの求人や俳優のオーディションが始まっていました。低予算作品(※米俳優組合の規定で70万ドル~200万ドル=約1億円~3億円強)ではありますが、組合に属していない米俳優たちにとっては実績となるチャンスでもあります。それに西島さんが主演した『ドライブ・マイ・カー』が米アカデミー賞の国際長編映画賞を受賞したこともあり、アメリカでも映画業界や通の人はこの作品を見たことがある人も多くて、名前こそ覚えていなくても、西島さんの顔を知っている人にとっては反応がいいようです」(NY在住の映画関係者)