くすぶっていた20代…ヒコロヒーが売れても舞台とネタを大事にするワケ
「結局、何してるときが楽しいかって思うと、3回戦の舞台の直前の袖とかが、一番ビリッときて」
(ヒコロヒー/テレビ東京系「あちこちオードリー」2月19日放送)
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いまやレギュラー番組は10本を超え、小説も執筆、連続ドラマ「トーキョーカモフラージュアワー」(テレビ朝日系)の脚本も務めるヒコロヒー(35)。そんな多忙な中でも毎年のように単独ライブを開催し、賞レースにも出場し続けていた。その理由を語った一言が今週の言葉だ。
彼女が「こういう思いをしたくてやってるなって」と続けると、オードリー若林も「ネタだけだもんね、あんなにうれしいのと、あんなに悔しいのって。いまだに」とうなずいた。
ヒコロヒーは近畿大学出身。誘われるまま、落語研究会に入った彼女は、当日欠員が出た学祭のお笑いイベントに急きょ出演し、たまたま見ていた松竹芸能の社員に“スカウト”された。そんなエリートともいえるスタートだが、彼女は約10年くすぶっていた。