くすぶっていた20代…ヒコロヒーが売れても舞台とネタを大事にするワケ
よくコント師はコントでキャラを演じるため、改めて素の自分も認められないといけないという意味で「2度売れないといけない」といわれる。だが、ヒコロヒーは小峠の言葉どおり、ひとたびネタを認知されると、バラエティー番組でも受け入れられるのは早かった。そういった意味でも彼女はネタを大事にしているのだろう。
「テレビに出させてもらうようになってお金はあるけど、そういうことじゃない」と単独ライブを終えたヒコロヒーは言う。「板の上に放り出されて、何もできなくなりたくない」(同前)