「べらぼう」vs「イッテQ」コア視聴率対決の行方…やっぱり“家族で見られる番組”が強かった!
■timelesz出演の「ニノさんSP」は過去最多再生数
さらに同時期、新記録を樹立したのが、2月21日放送の「ニノさんSP」(日本テレビ系)だ。この回では、約10カ月にわたるオーディション企画「timelesz project」(通称タイプロ)を経て、8人体制となった新生・timeleszが初めてバラエティー番組に出演した。
裏番組で夜8時から「ミュージックステーション2時間SP」が放送されていたものの、「ニノさんSP」は同時間帯トップとなるコア視聴率5.0%を記録、AVODでの見逃し配信の再生数が229万回(※2月21日~2月27日の7日間集計数字、ビデオリサーチにて算出)を超え、番組歴代最高となる再生数を新記録を残している。
「好調な両番組に共通するキーワードは、“家族共通の話題として機能した”という点でしょう。コア視聴率は、13~49歳の個人視聴率とされており、行動範囲が広く商品やサービスの購買意欲も高いためテレビ局としても、昨今はこのコア視聴率を最も重視しています。一人一人の興味や関心が分散している前提があるからこそ、13~49歳をすべてターゲットにする番組として理想的なのは、家族全員で見たいと思える番組だと考えられます」(広告代理店関係者)