フジテレビ岸本理沙アナ“異業種転職”の成否…国山ハセンは転職2年で起業、大木優紀はベンチャー役員に
■NHK元アナは三井不動産に転職
ここ最近目立っているのが、局アナの異業種への転職だ。
「かつて超花形だったキー局のアナウンサーも、ここ最近は若手でもあっさり手放すケースも珍しくなくなっています。テレビ業界の低迷に加えネット番組の普及など、アナウンサーのスキルを生かせる選択肢が増えている状況もそれに拍車をかけています。岸本アナは語学力を生かした職業に就くのではないかと言われています」(芸能ライター)
局を退職したアナウンサーの多くは、フリーとして出身局以外の番組でキャスターやMCを務めるケースが多かったが、最近では企業の広報以外の業務に従事するほか、自ら起業に踏み出すケースも少なくない。
21年4月に三井不動産に入社したことが話題になったのが、人気番組「あさイチ」などを担当していたNHK元アナウンサーの近江友里恵氏(36)。入社時は開発企画部に在籍。それまでのキャリアとは無関係な仕事に従事することが話題になった。
22年1月にベンチャー企業の令和トラベルに入社したテレビ朝日元アナの大木優紀氏(44)は現在、同社の広報、PRセクションの執行役員に就任。局アナから華麗なる転身を遂げている。22年4月にトヨタ自動車に入社したのが、「報道ステーション」のメインキャスターとして活躍したテレビ朝日元アナウンサーの富川悠太氏(48)で、「トヨタイムズニュース」のキャスターを務めるなど専属ジャーナリストとして活動。