「いまだに目に見えない恐怖が…」渡邊渚を悩ませる“フラッシュバック”はいつまで続くのか
それでは、彼女はいつまで「フラッシュバック」に悩まされなくてはならないのか。
「フラッシュバックがどのくらい続くかについては、その出来事の性質や受けた本人の精神的な強さにもよるので何とも言えません。“平均”というのもありません。心は複雑で、抑圧したり否認したりして閉ざして無かったことにしてしまう場合もあり、それも防衛機制の一つですが、後から症状が出る場合もある。次第に症状は和らいでいきますが、記憶自体は消せないので、何かの拍子に揺り戻されることもあります。ですから、“完治”という言い方はできないと思います」(前同)
きちんとした対応をせずに過ごすと、「ずっとすっきりしない状態が続く可能性もある」(前同)というから、適宜、適切な診療を受けながら、《未来を過去に規定されず、楽しいと思えることにチャレンジ》して、笑顔を見せ続けてくれることを望むばかりだ。
◇ ◇ ◇
病からのカムバックにかける渡邊渚については、【関連記事】をご覧ください。