全裸の男女が命がけで…米サバイバル番組の“凄まじい中身”
見知らぬ男女が全裸でサバイバルに挑戦――。
こんなドキュメンタリー番組が話題になっている。CS放送のディスカバリーチャンネルが16日から放送しているもので、タイトルは「THE NAKED」だ。
制作は米ディスカバリーチャンネル。放送第1回の「タンザニアの恐怖」では禁猟区の管理員を務めたケリーという38歳の女性と46歳のスナイダーが、アフリカ・タンザニアの砂漠を目的地の山まで歩く。21日以内に到達するという条件付きだ。
2人は全裸で自己紹介し、にこやかに歩き始めるが、見つけた川は泥だらけ。全裸の体に38度の直射日光が降り注ぐ。食料も手に入らず、木の枝をこすって火をつけるのも数日がかりだ。3日も何も食べず、イライラが募り、お互いをなじり合う。
しかもスナイダーは植物のトゲを踏んで足がはれ上がり、歩けない状態に。2人がネズミほどの大きさのマングースを捕獲し、分け合って食べる姿は感動的でさえある。
第2回は「パナマの罠」。別の若い男女がパナマの小さな島に送られ、ジャングルを歩き、海辺でキャンプをしてイカダを作る。海上のゴールを目指すのだが、何万ものハエに刺されて体は火ぶくれ状態。煙で撃退しようとするが、亜熱帯の雨季のため火がつかない。そこにワニとヘビが忍び寄るという悲惨極まりない映像が続く。