20代で常習…ピエール瀧「ポンキッキーズ」出演中も使用か

公開日: 更新日:

 今月12日に麻薬および向精神薬取締法違反(使用)容疑で逮捕された、ミュージシャンで俳優のピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)だが、かなりの常習者であったことが逮捕後の供述で明らかになってきた。

 瀧容疑者は「20代のころからコカインや大麻を使用していた」と供述。さらに、動機について「ストレス解消のために使った」などと語っているという。

「1989年に盟友の石野卓球とともにテクノバンド・電気グルーヴを結成しましたが、当初は鳴かず飛ばず。91年には瀧勝名義で演歌歌手デビューしたこともあった。そんな中、転機となったのが27歳の誕生日を迎えた94年の春だったんです」(芸能リポーター)

 94年の4月から99年3月まで、瀧容疑者は当時フジテレビ系で放送されていた子供向け番組「ポンキッキーズ」に出演。この番組出演が大きな契機となり、一躍知名度がアップ。97年3月発売の電気グルーヴのシングル「Shangri―La」は最大のヒット曲となった。

「『ポンキッキーズ』にはスチャダラパーのBOSE、鈴木蘭々、安室奈美恵も出演。当時は夕方の放送で子供たちに大人気でした。でも、今になって思えば、麻薬をキメながら子供向けの番組に出演していた疑惑まで浮上。25年近く前のこととはいえ、当時の制作担当は背筋が凍る思いでしょう」(前出の芸能リポーター)

 瀧容疑者は取り調べには素直に応じているという。しかし、映画ドラマなど出演作品の“お蔵入り”や撮り直し、発売中止など逮捕の影響は甚大。多芸多才は誰しもが認めるところだが、なぜ薬物に走ったのか――。本人の口から語られる日は来るのだろうか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  4. 4

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  5. 5

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  1. 6

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  4. 9

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  5. 10

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…