闇営業に走ったのは 恐妻家&小遣いなし芸人の切実“懐事情”
たしかに宮迫を除いて、今回謹慎処分を受けた芸人の子供たちはまだ小さく、家族を大事にしているイメージだ。彼らは、限りある小遣いの範囲で先輩として後輩芸人にオゴらなければいけない。当然、出費も多くなる。
例えば、スリムクラブの内間は、バラエティー番組の企画でマイホーム選びを行い、2013年に東京都世田谷区に9000万円の一軒家を購入。毎月20万円以上のローンが74歳まで続くことをテレビで明かしていた。今回の闇営業に関しても、日頃から周囲に「仕事をください」と声をかけていた結果で、いわば公然と闇営業を行っていたことが分かっている。
「無期限謹慎処分になったとしても、仕事をしなければ家族を食べさせられない。こうなったら、今まで以上に闇営業をしなくては食べていけなくなる。今回、謹慎になった芸人たちへの反社勢力からのオファーはさらに増えるかもしれません」(前出の元幹部)
■骨までしゃぶり尽くされる有名人
有名人が一度でも、反社のターゲットになると、骨までしゃぶり尽くされると言われる。約6000人もの所属タレントを抱える吉本興業は、反社会勢力を一掃排除することを宣言したが、これまで書面契約が交わされて来なかったことや、事務所9対芸人1と言われるギャラの配分を考えたら、「それで?」ではないか。反社一掃の前に、ギャラを少しでも上げてもらいたいのが本音だろう。
果たしてどれだけの芸人が闇営業をやめられるのか。