20年前から大麻使用? 伊勢谷「逮捕」の契機はタレコミか
「相当な期間をかけて内偵し、絶対失敗しない決定的な証拠を掴んだところで逮捕に踏み切ったということだと思います」と言うのは、ニュースサイト「TABLO」編集長で裏社会に詳しい久田将義氏。
「今回の逮捕は、昨年11月に逮捕された沢尻エリカと同じ組対5課だったことから、沢尻が唄った(伊勢谷容疑者のことを供述した)可能性を報じたメディアもありましたが、それに限らないと思います。よく組対5課とマトリ(厚労省の麻薬取締部)は対立しているといわれますが、捜査上は協力していて、情報交換していますから。他のルートから確度の高い新たな情報が入ったことも考えられます」
■プッシャー同士のシマ争いも
久田氏は続ける。
「清原(和博)の時もそうでしたが、捜査開始の契機として、プッシャー(売人)からのタレコミも多いです。『最近、他のルートで買うようになった』などでトラブルになり、マスコミを介して情報を流してくるんです。背後に暴力団がいる売人同士のシマ争いが関係するケースもあります」
ともあれ長年の噂はついに決定的な証拠をあげられ、逮捕につながった。社会貢献活動にも熱心だった人気俳優は一夜にして大転落。その影響は多方面に広がっている。