田中聖の逮捕で露呈した「辞めジャニ」の未熟さ…手越祐也との“共通点”も
「田中容疑者は、16年の週刊文春のインタビューで『ONE OK ROCKみたいにバンドで当てて華を咲かせるのもいるから、自分もめげずバンドをやっていきたい』と言っていましたが、その言葉にも違和感を抱いた人も多かったようです。その『当てる』という"運任せ"のような言葉からも、『実力を周りに求められ、信頼されて売れていくことの大変さ』を理解できていないように感じました。一方の手越もフライデーのインタビューで『俺、メッチャ真面目になったんですよ。将来的に会社の運営とか、若い人を育てる立場になることを考えたら、その弊害になることはやりたいくない』と述べていましたが、会社の社長にならずとも、『真面目である』『人に迷惑をかけない』ことは社会人としては当たり前のこと。それを30代半ばで、さもすごいことかのように言えてしまう未熟さは、自分を軽んじさせる結果にも繋がってしまう。利用価値のあるうちは良いですが、ビジネス的にも利用すらされなくなったら終わりになってしまいます」(前出の水野詩子氏)
社会経験がほとんどなく、芸能界だけで生きてきた人間が簡単に会社経営など、何かを「当てる」のは簡単なことではないはず。両者にとって「頑張った分だけ必ず成功する」時代は、ジャニーズ事務所を退所した時点で終わりを迎えていたのかもしれない。