“スペインの至宝”女優ペネロペ・クルスのもう一つの顔は「魔性の女」
映画ファンには説明するまでもないだろうが、この美熟女はスペインの有名女優ペネロペ・クルス(48)。映画「パラレル・マザーズ」(ペドロ・アルモドバル監督)に主演し、昨年のベネチア国際映画祭で最優秀女優賞を受賞。日本でも今月3日から公開され、再び注目が集まっている。
スペイン生まれのペネロペは1992年、同国映画「ハモンハモン」で映画デビューした。奇妙な「六角関係」を描いたこのラブコメで、当時18歳の美少女が大胆なヌードとセックスシーンを披露。日本でも公開され、メロメロになった男も多かった。
その後も惜しげもなく脱ぎまくってハリウッドに進出。「コレリ大尉のマンドリン」(2001年)、「バニラ・スカイ」(同)などに出演する一方、「オール・アバウト・マイ・マザー」(98年)、「ボルベール(帰郷)」(06年)などスペインの巨匠アルモドバル監督の作品に次々と出演。「男女の深い愛を描いた映画の最強コンビ」と評価されるようになった。
そして「それでも恋するバルセロナ」(08年、ウディ・アレン監督)でスペイン人女優としては初めてアカデミー賞助演女優賞を受賞。その後も「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(11年)や「オリエント急行殺人事件」(17年)などハリウッドの超大作などに加え、母国の文芸作品にも出演し、幅広く活躍している。