ジャニー喜多川氏「性加害」の実態をタワマン住民が明かす 地下駐からの出入りが意味するもの

公開日: 更新日:

 元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏(26)の告発に端を発した、ジャニー喜多川氏(享年87)による性加害問題。ジャニーズ事務所も「真摯に受け止め」と性加害の事実を認めたが、ジャニー氏が故人のため「すべての事実の確認は難しい」との見解を示した。

 被害については相談窓口を設置するなど改善策を講じたジャニーズ事務所だが、事務所側はあくまで“ジャニー氏が個人でやったこと”というスタンス。しかし、週刊文春との裁判で性加害が認定された2004年以降も被害は続いており、現在の経営陣である藤島ジュリー景子社長ら幹部は被害の実態を知りながら事実上、黙認していたのではないかと言われても仕方がないだろう。

 さらにこんな声もある。

「カウアンさんの提供写真を見て、眼下に広がる景色と屋上のプールですぐウチのマンションだとわかりました」

 ジャニー喜多川氏が性加害に及んだとカウアン氏が告発したタワマンの住民がこんなエピソードを明かす。

 このタワマンは渋谷区内にあり屋上には最上階フロアの住民専用の屋外プールつき。ジャニー氏の部屋は最上階である。さらに1階のエントランスにはラウンジがあり、居住者たちが打ち合わせなどに利用している。地下には駐車場を備えており、自家用車でそのままマンションに入ることができる。また上層階用にバレーサービスがあり、車の出し入れは全て専任スタッフが車を管理するので、マンションに来たら車を地下駐車場に乗り捨てるだけ。車を出す際にも事前連絡で人と会わなくて済むという。そんなセキュリティーの高さもあって、芸能人、ユーチューバーなど有名人も多く住んでいるという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  4. 4

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  5. 5

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  1. 6

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  4. 9

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  5. 10

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…