【日焼け】アロエやキュウリは効果なし…さらなる悪化も
皮膚の赤みや痛みが強いうちは、入浴は低めの温度のシャワー程度にとどめておいた方がいいという。そして、患部を冷やした後のスキンケアも大切になる。日焼けした皮膚は乾燥するので水分を補う処置をする。
「保湿のやり方は、まず患部を水で洗います。そして化粧水(水分補給)をつけた後に、乳液(水分発散を防ぐ)をつけます。化粧水や乳液は人によって肌の相性が異なるので、選ぶときはつけてピリピリ感のないものを選んでください」
これらの応急処置をして治まればいいが、1日経っても腫れが引かなかったり、水膨れが出来きているようなら皮膚科を受診してステロイド外用薬を処方してもらった方がいいという。
「紫外線によるダメージの蓄積は、光老化(シワやシミなど)や皮膚がんの発生の原因になります。その紫外線対策の差は老後に出るので、5~9月は日焼け止めを使用した方がいい。日焼け止めの強さは『SPF値』と『PA値(+の4段階)』で表示されています。日常で使うなら『SPF30』以上、『PA++』以上であれば十分です。ただし、1日のうちに午前、午後と塗り直すことが大切です」