もうイメージには騙されない 食品表示の正しい読み解き方
【カフェオレ】
本来カフェラテは温めた牛乳が8割で残りがエスプレッソコーヒーのこと。カフェオレは温かいコーヒーと温かい牛乳が半分ずつのもので、カプチーノはエスプレッソ対温めたミルク対蒸気で泡立てたミルクが1対1対1になるものを言う。
「スーパーなどで買える品物はこれに準じているかも、表示をよくみる必要があります。カフェオレの食品表示で良く見る『生乳』『牛乳』の違いは、乳牛から搾ったものが生乳、それを殺菌処理したものが牛乳という意味です。牛乳は省令で無脂乳固形物と乳脂肪分は合わせて8%以上と定められていますが、乳飲料にその定めはありません。両者合わせて3%以上が牛乳業界の自主基準です。ちなみに無脂乳固形分とは牛乳から水分と乳脂肪分を抜いた、牛乳本来の栄養成分です。乳脂肪分が多いほどコクが出ます」