辛みも味わうなら「大根おろし」は食べる直前に皮ごとすりおろす
大根おろしには、ツーンとした香りの辛み成分「イソチオシアネート」も含まれている。大根をすりおろして細胞壁や細胞膜が壊れることで生じる。揮発性なので、すりおろしてから時間が経つと消えてしまう。イソチオシアネートも楽しみたければ、食べる直前にすりおろした方がいい。
その際、皮ごとすりおろすといい。大根の皮にはビタミンPが含まれていて、毛細血管を強くしたり、血中コレステロールを改善したり、血流を良くしたりする作用があるといわれている。
なお、大根は煮物にすると、消化酵素や大根に豊富なビタミンCなどを摂取できにくくなる。食べ方としては、大根おろしが一番だ。