「Go To イート」で知っておくべき感染予防の新食事マナー

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 東邦大学名誉教授の東丸貴信医師が言う。

「飲食では、マスクを外しての会話による飛沫・空気感染と、料理に付着したウイルス飛沫を食べることによる感染、箸やフォーク、ナイフ、コップや湯飲みなどの共用による接触感染が主体です。従って、これからの宴会では鍋料理は注意が必要です。できたら、個別に料理が出てくるコース料理を頼みましょう。鍋料理にするときは、取り皿に小分けして出してもらいましょう。場所も騒がしい店は避け、小声で話ができるところを選ぶこと。人数も5人以内が望ましいとされています。お酒を飲みながらの食事は楽しいですが、声がついつい大きくなり、飛沫が周囲の料理にかかってしまいます。まずは食事を取ったあとで、お酒を飲むようにするのも手です」

 感染防止の3つの基本として、国や専門家が重視しているのは①身体的距離の確保②マスクの着用③手洗いだ。お店もこうした基本を守るところを選ぶこと。

「感染防止のための入場者の整理(密にならないように対応。発熱またはその他の感染症の症状を呈している者の入場制限を含む)が行われているかチェックしましょう。新型コロナウイルス感染症では発症していない人からの感染も考えられますが、まずは発熱や咳・咽頭痛などの症状がある人は入場しないように呼びかけることが、感染対策としては最も優先すべき対策です」

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