著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

おでこをトントントンと叩くだけで「暴食」を抑えられる

公開日: 更新日:

【アクション4】空白の壁を30秒見つめる×4回

 その結果、どのアクションも回数を重ねるごとに一定の食欲抑制効果が出ました。さらに【アクション1】のおでこをタッピングしたケースがもっとも高い効果があり、食欲が半分から3分の1程度まで減退することも分かったそうです。

 こういったタッピングは、おでこ以外にも、眉毛、目尻、目の下、顎、鎖骨などに行うEFT(感情解放法)と呼ばれるストレス解消法として知られ、その効果についていま議論されているところです。

 ベングリオン大学のクロンドが2016年に行った、EFTに関する過去の研究を総合的に検討した「メタ分析」(複数の研究結果を統合し分析すること)では、EFTは不安解消に効果があると結論づけています。

 一方、ダイエットをしたいがために空腹を我慢することは良いこととは言えません。そもそも空腹になると、心の安定と深く関係する物質セロトニン(通称・幸せホルモン)が減少します。イライラするのは、このためです。セロトニンが不足すると、うつ病や不眠症などの精神疾患に陥りやすいといわれているほどです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議