体質か遺伝か…年を取るとシミやイボが増えるのはなぜ?
シミやイボが、なぜできるのか、その正確なメカニズムはすべては解明されていません。
体質によってできやすい人がいるのは確かですが、遺伝だけが原因ではありません。年をとると体のあちこちに不調が出るものですが、肌も同様にシミやイボが出てきます。
もうひとつ、屋外で働いていたり、アウトドアスポーツの趣味を持っていたり、紫外線を浴びる機会が多い人は肌のDNAを壊してしまい、シミやイボができやすいといえます。
加齢とともに顔や頭、お腹など全身のあちこちにできる茶色や黒色の“できもの”はさまざまなものがありますが、脂漏性角化症や老人性血管腫、軟性線維腫などが多いです。
予防としては、紫外線を浴びすぎないことはもちろん、肌の老化の原因でもある活性酸素の作用を抑える抗酸化物質を摂取するのもひとつです。ポリフェノールやビタミンA、C、Eを含む食品を意識して摂取するといいでしょう。
ストレスによって分泌されるコルチゾールなどのストレスホルモンも、メラニン色素を過剰に分泌してしまうので、シミやイボができやすくなる可能性があります。