著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

バイデン政権誕生により全米でマリフアナ合法化が実現する?

公開日: 更新日:

 民主党バイデン政権誕生に加え、上下院が民主多数になったアメリカでは、国としてのマリフアナ合法化への期待が大きく高まっています。

 アメリカでは50州のうち、11月の大統領選と同時に住民投票が行われたアリゾナ、ニュージャージーなど4州を含め15州で嗜好用マリフアナが合法とされ、35州で医療目的の使用が認められています。世論調査では成人の67%が完全合法化されるべきと答えていて、50年前にはわずか12%だったのに比べると時代の変化は明らかです。

 その最大の理由は医療での効果が次々に明らかになり、鎮痛剤としての医療大麻の使用で、社会問題となったオピオイド系麻薬による死者が減っているとみられること。

 抗生物質が効かないスーパー耐性菌への効果を示す研究結果も出されています。ハイにならない大麻からの抽出成分であるCBDオイルが、痛みやストレス、肌の炎症を鎮める効果があるとして広く使われるようになったこともイメージアップにつながっています。

 一方、マリフアナ所持で黒人が逮捕される割合が白人を大きく上回ったり、ほかの重犯罪に比べても刑期が長いなど、人種差別や刑事司法制度の問題を指摘する声も、昨年のブラック・ライブズ・マター運動の影響でより強まっています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  4. 4

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  5. 5

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  1. 6

    日本ハムがソフトBに8戦全敗の悲惨…崩壊投手陣が口にする「伏見寅威ロス」

  2. 7

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    DeNAビシエド電撃引退のウラとフロント批判殺到の必然《もうハマスタに行こうとは思わない》

  5. 10

    文科省「教育の政治的中立性」で波紋…なぜ森友学園がセーフで、同志社国際がアウトなのか?