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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

コロナ陽性者が陰性者に比べ共通して取っていた行動は…

公開日: 更新日:

 感染者が600万人を超えているにもかかわらず、レストランなどの営業規制が次々に緩和されているアメリカで、飲食に関する新たなリスクをCDC(米疾病対策センター)が発表し、波紋が広がっています。

 その根拠となったのは、CDCの依頼でバンダービルト大学病院が7月に行ったある調査です。

 まずカリフォルニア、コロラド、マサチューセッツなど10州から新型コロナと思われる症状のある約300人に検査を実施。その約半分が陽性反応でした。そして検査を受けた全員に「その前の2週間に何をしていたか」を質問したところ、陽性も陰性も含めほとんどの人が共通して教会、ヘアサロン、ジムなどに行っていました。

 しかし驚いたのは、陽性者はそうでない人に比べ、レストランやバーに行ったと答えた率が約2倍多かったことです。つまり、彼らはレストランやバーで飲食中に感染した確率が高いと考えられるわけです。

 バンダービルト大学病院の医師は、「教会やヘアサロンではマスクをしたままでいられるが、飲食ではそうはいかない」、さらに「対面での飲食などどうしても人と人との距離が近くなってしまうのも要因」と述べています。

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