間違った歯磨きは口の健康を悪化させる 感染対策でも重要

公開日: 更新日:

 接合上皮は有棘細胞層と基底細胞層からなる組織で、細胞と細胞の間には浸出液という血液成分が常に存在し、細菌などを“洗浄”して侵入を防いでいる。また、細胞の入れ替わりも早いことから「清潔域」とされ、汚れや細菌を除去するためにブラッシングする必要はない。

 つまり、歯と歯茎の間に毛先を当てて歯磨きしている人は、自分の手で細菌の侵入を助け、歯周病リスクを上げていることになる。

 間違った歯磨きは、「歯間乳頭」という組織も傷めてしまう。歯間乳頭は、隣り合った歯と歯の間の根元付近に三角形に入り込んでいる歯肉で、歯をしっかり支え、細菌の侵入を防ぐ働きをしている。

「歯間乳頭は組織が弱く炎症を起こして腫れやすいため、硬めの歯ブラシを使い強い力で歯茎を直接ブラッシングしたり、歯間ブラシを頻繁に使用していると、傷んでどんどん下に後退していきます。すると、歯と歯の隙間が広がって歯周病や虫歯になりやすくなってしまうのです。歯間乳頭は一度失うと再生させるのが難しいので、正しいケアが大切です」

■磨きすぎで自分の歯を失ってしまうケースも

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(2)

  2. 2

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(1)

  3. 3

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  4. 4

    2026年は米価が値頃になるのか? 昨年末には最高値更新も業界には先安感漂う

  5. 5

    「日吉湯」は大満足のスーパー銭湯風銭湯 15台分の駐車場も完備

  1. 6

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(3)

  2. 7

    NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」への“期待と不安”…第1話を見た時代劇研究家が語る

  3. 8

    “脇役中の脇役”仲野太賀に秀吉を補佐する弟・秀長はまさにハマリ役 NHK大河「豊臣兄弟!」スタート

  4. 9

    青学大・原晋監督も警戒! 早大総長の「2億円の置き土産」は来年開花するか

  5. 10

    矢沢永吉と郷ひろみ…NHK紅白で浮き彫りになった“待遇格差”の現実 視聴率35%回復も問題山積