1日200kcal分の食事減で肥満高齢者の動脈硬化が改善 米大医学部の研究結果が
まず、安静時心拍数を測ります。心拍数と脈拍数は基本的に同数とされているので、朝目覚めた時、起き上がる前に1分間脈拍を測ります。人さし指、中指、薬指を、反対の手首の内側にある動脈に当てるといいです。
次に、最大心拍数を計算します。昔からある簡易的な方法として「220-年齢」でおおよその数値を出せます。
さらに、脂肪燃焼のための運動時の目標心拍数は、「(最大心拍数-安静時心拍数)×40~60%+安静時心拍数」で計算できます。
測り方としては、運動直後に自分の脈を10秒間測り、6倍します。その数値が、目標心拍数と同程度であれば、脂肪燃焼にちょうどいい運動強度。たとえば、40歳で安静時心拍数70の人なら「(220-40-70)×40~60%+70=114~136」。運動時の脈拍が114~136拍であれば、脂肪燃焼に適した運動強度となります。
運動時の体調によって、同じ運動でもすごくキツく感じる時もあれば、そうでない時もあります。
すでに運動習慣がある人は脈拍を継続して測定し、その時に最も良い運動強度を目指せるようにしましょう。
一方、運動初心者は、最初から運動強度にこだわると、つらくて継続できなくなるかもしれません。運動を習慣化することを第一の目標にし、慣れてきたら脈拍を測定して脂肪燃焼しやすい強度を保つようにするといいと思います。自身に合った続けやすい方法がいいですよ。