心配を分かってもらえていない…不安を抱えるがん患者の気持ち
診察室を出たところでB看護師が近づいてきて、拍手をしながら「よかったですね。これで安心しましたね」と言ってくれました。フェースシールドとマスク越しでしたが、目がニコニコしているのが分かりました。
私はとてもうれしくなって、「ありがとう」と何度も繰り返しました。B看護師は本当に心配してくれていたんだと感じました。
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がんの患者さんは、たくさん不安な思いを抱えています。それだけ繊細なのです。