著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

自分をうまく動かすコツを知って怒りや不安に上手に対応しよう

公開日: 更新日:

 1月下旬に、「科学的に自分を思い通りに動かす セルフコントロール大全」という本を、東京メディカルクリニック平和台駅前院の木島豪院長と上梓しました。この共著は、脳のクセを利用した誰でもできるセルフコントロールで、毎日の「やりたいこと(やるべきこと)」をスッと終わらせられることを目的に書いています。

 自己管理がうまくいかないのは、あなたの意志が特別弱いわけでも、ガマンが足りないわけでもありません。「自分をうまく動かすちょっとしたコツ=セルフコントロール法」を知らないだけです。「どうして今日はだらけてしまったんだ」と自分を責めたりすることがあると思います。こんなときは、自分を責めるのではなく、物事を「自分ごと」として考えることが大切です。

 自分ごととして捉えられると、意識的に物事に取り組め、自分なりに考えることで思考が深まり、人間性を育む効果もあります。責めるだけでは“点”で終わってしまいますが、自分ごとにすることで“線”になり、気持ちが切り替わりやすくなるのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動