イワシは生活習慣病やアルツハイマーの予防に役立つ
カタクチイワシは傷みが早いためイリコやシラス干しなどに利用されています。アンチョビーも、カタクチイワシをオリーブオイルと塩で漬けたものです。
最近の研究では生活習慣病やアルツハイマーの予防に効果があることがわかっています。
ラットの実験ですが、メタボリックシンドロームに伴う血糖値異常の改善効果や、イワシオイルを摂取させることで悪玉コレステロールや中性脂肪を減少させる効果が報告されています。
さらにイワシにはコレステロール値を下げ、動脈硬化、高血圧予防効果があるタウリンや、血圧を下げる効果があるとされるイワシペプチドが含まれています。
ほかにも、カルシウム、マグネシウム、リンなど骨の形成にとても重要なミネラルも豊富に含んでいるうえ、カルシウムの吸収をアップしてくれるビタミンDも豊富に含むため、骨粗しょう症予防にも効果的でしょう。
時間栄養学の観点から考えても、DHA、EPAを含む魚は朝食べることで体内時計を朝型にしてくれる食材であることがわかっています。
ぜひ朝食の献立に加えてみてはいかがでしょうか。