著者のコラム一覧
田中智子「うぐいすヘルスケア株式会社」代表取締役

シーメンスの補聴器部門でマーケティングの勤務を経て、2020年補聴器販売会社「うぐいすヘルスケア株式会社」設立。認定補聴器技能者資格保持。

5つの「きく」をもう一度実現! 補聴器はそのための有効なマシン

公開日: 更新日:

 聞こえの悪い人が補聴器を使うことで、今まで聞き取れなかった言葉や音が聞こえるようになるのは確かですが、それでも必ずしも完全に聞こえるようになるわけではありません。

 補聴器を購入する場合、必ず聴力測定を行います。販売店では大きく分けて2つの測定を行います。低音から高音までのそれぞれの音の領域で、どのくらいの音の大きさなら聞こえるかを調べる目的の「純音聴力測定」。そして言葉をどれだけ正しく聞き取れるかを調べる「語音明瞭度測定」です。

 人は音を聞き、さまざまな音を識別し、言葉を理解し、考え、コミュニケーションを取っています。

 ちなみに「きく」という5つある同音異義語はそんな聞こえることの大切さを考えさせてくれます。

 それはまず、耳で音や声を感じ取る「聞く」と、耳を傾け注意して聞き取る「聴く」。そして次に相手に質問する「訊く」。さらにそれを受けて機能能力を発揮する「利く」。そして、結果その人の周辺や社会に良い影響が表れる「効く」と当てはめることができるのではないでしょうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇