勉強や頭脳労働の前には「運動」を…成績がアップする
効率よく勉強するためには、適度な運動が欠かせません。
実は、優秀な人ほど四六時中、机にかじりついてがむしゃらにテキストを読み漁り、知識を頭に叩き込んでいるわけではないんですね。効率よく脳を働かせるには、脳の血流をよくすることが重要です。脳に酸素をしっかりと送っているか──。このポイントを軽視すると、学びのスピードに差が生じてしまうのです。
実際、勉強を始める前や休憩時間などに、軽い運動や散歩をしている人は意外に多く、私の周りの優秀な研究者や大学教授たちも散歩好きな方が多いほどです。
また、スティーブ・ジョブズの散歩好きは有名ですが、フェイスブック(現メタ)の創業者であるマーク・ザッカーバーグも散歩の習慣があるそうです。集中力や記憶力を高め、インスピレーションを豊かにし、インプットもアウトプットも最大化する。散歩には驚きの効果があるのです。
では、なぜ散歩にそんな効果があるのでしょうか? それは、散歩をするだけで、脳の血流は十分良くなり、脳が活性化するから。運動と聞くと、多くの人がジョギングをはじめとした、しっかりと体を動かすことをイメージすると思います。しかし、散歩でも十分な効果があるとは、目からウロコではないでしょうか。