夏バテを防ぐ食事術…カギは「タンパク質」にあり

公開日: 更新日:

 気温が40度近くなる地域が相次ぐなど、全国的にまだまだ猛暑が続いている。熱中症への警戒はもちろん必要だが、夏バテ対策も重要だ。そのカギは「タンパク質」にあるという。「東京疲労・睡眠クリニック」院長の梶本修身氏に詳しく聞いた。

■自律神経の負担を軽減

 夏バテは、気温が高い夏の時季の疲労が蓄積され、8月のお盆を過ぎたあたりから秋口に現れる心身の不調の総称だ。体がだるい、食欲がない、疲れやすい、眠れないといった症状が出る。

 体温、血圧、呼吸、心拍数、消化吸収、睡眠、摂食など、われわれが生命を維持するために必要な働きはすべて自律神経によってコントロールされている。暑い夏は、そんな自律神経が酷使される環境で、それが夏バテにつながるという。

「自律神経がもっとも酷使されるのは、体温を一定に保つために働くときです。気温が高い夏は、体内の熱を放散するために発汗を促したり、体表の血管を拡張して血流を増やすなどフル回転で対応しているため、自律神経は大きく疲弊します。さらに、屋外と室内の温度差、強烈な紫外線、暑さによる睡眠不足なども自律神経に負担をかける要因になります」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース