今年も酷暑!元気に夏を乗り切る3つのポイント…冷房なしでは過ごせないが、冷房かけすぎが不調を招く

公開日: 更新日:

 ウェザーニュースによると、今年の7~9月は、観測史上最も暑くなった昨年に匹敵する暑さとなる可能性とのこと。冷房必須の日々が続くだろうが、気を付けたいのは「冷え」だ。「漢方内科・婦人科・小児科 いくしま医院」(福岡県柳川市)の幾嶋泰郎院長に話を聞いた。

  ◇  ◇  ◇

「暑いからと、冷房をガンガンにかける。その中で、冷たい飲み物や食べ物を食べる。昔の夏と違って現代は、夏こそ体の深部を冷やす原因がたくさんあります」(幾嶋院長=以下同)

 冬のように明らかに寒ければ、自然と体を温めようとするが、夏は、本当は冷えているのに、それに気づいていないから厄介だ。

「体の深部体温は免疫力と密接な関係にあります。例えば風邪をひいた時、体内に侵入したウイルスを排除する防御反応として、体の表面の皮膚や筋肉に行く温かい血液が体の深部の血管に集まります。体に悪寒がはしり、しかし熱が出るのはそのためです。逆に、冷房がかかった冷えた環境で過ごすと、それ以上冷えないように、温かい血液が体の表面の皮膚や筋肉に行くので、体の深部が冷えてしまい、かえって免疫力が低下するのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  2. 2
    小池都知事が“アキバ降臨”も演説ドッチラケ…若者文化アピールに「うそつき!」とヤジ飛ぶ

    小池都知事が“アキバ降臨”も演説ドッチラケ…若者文化アピールに「うそつき!」とヤジ飛ぶ

  3. 3
    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

  4. 4
    芸能事務所の社長には「三浦友和のNGみたいな子はいらないのよ」と言われた

    芸能事務所の社長には「三浦友和のNGみたいな子はいらないのよ」と言われた会員限定記事

  5. 5
    巨人・坂本勇人「一塁手で一軍復帰」に現実味…本人、チームともメリット盛りだくさん

    巨人・坂本勇人「一塁手で一軍復帰」に現実味…本人、チームともメリット盛りだくさん

  1. 6
    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  2. 7
    女優・沢田雅美さん「渡鬼」降板報道の真相で「本が一冊書けてしまうかな(笑)」

    女優・沢田雅美さん「渡鬼」降板報道の真相で「本が一冊書けてしまうかな(笑)」

  3. 8
    “もうひとつの首都決戦”都議補選「自民」は負け越し必至…「都ファ」は4候補が全員討ち死に危機

    “もうひとつの首都決戦”都議補選「自民」は負け越し必至…「都ファ」は4候補が全員討ち死に危機

  4. 9
    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

  5. 10
    ヒデとロザンナ(6)8歳年上の東洋人にロザンナは「やばい、運命の人だわ」と直感し…

    ヒデとロザンナ(6)8歳年上の東洋人にロザンナは「やばい、運命の人だわ」と直感し…会員限定記事