目標を掲げてもうまくいかない人が今すぐすべき1つのこと
目標を掲げたものの、思うようにうまくいかない。「異性にモテるために自分磨きをしている」「資格を取るために勉強をしている」──そうした目標があるにもかかわらず思い通りにいかない人は、目標設定を見誤っている可能性があります。
目標を掲げることは素晴らしいことです。しかし、大切なことは具体性のある理由や、現実的なハードルを設けるといったリアリティーです。
目標を掲げたとき、まず自分が漠然と考えているのか、あるいは明確な目標があるのか。どちらに該当するかを把握するようにしてください。具体性に欠ける大きな目標を掲げている場合は、意味がないどころか、逆効果になってしまうといわれています。
そうならないためにお勧めしたいのが、ニューヨーク大学のエッティンゲンとゴルウィッツアーの「メンタル・コントラスティング」という考え方です。
人間は、「目標達成のための障害を克服できる」と分かれば元気が出るし、克服できないと分かれば元気がなくなる生き物です。そのため、実現したい未来と現在の状況を比較し、どんな障害があるかを知り、実現可能性が高いものをチョイスしていくことが望ましいのです。