著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

トランプ勝利で若者は落胆…大統領選疲れはセルフケアで癒やす

公開日: 更新日:

 トランプ元大統領の勝利で終わったアメリカ大統領選。特に多くがハリスを支持していた若者たちの間では、落胆と疲れが広がっています。それをセルフケアで癒そうという記事やSNS投稿も目につきます。

 選挙後のセルフケアのハウツーをインスタグラムに投稿したのは、dosomething.orgという若者のボランティア団体です。

 「悲しみから逃げなくていい。悲しい時には悲しもう。時間がかかってもかまわない」「1人で落ち込まないで、誰かに思いを打ち明けよう。日記に書くのもいい」「お風呂に浸かって何もかも忘れよう。瞑想もおすすめ」

 同じ思いの人と時間を共有したり、悲しんでいる人の話を聞いてあげる。料理やエクササイズに熱中したり、ネットフリックスを一気観して気分を変えることなども提案しています。

 ニューヨークのローカル紙、ニューヨーク・デイリーニュースの記事では、まず深呼吸することを薦めています。次に体を動かすこと。ストレスによって発生したエネルギーを使い果たすだけでなく、体は脅威にさらされていないというメッセージを脳に送るために役立つのだそうです。エクササイズ、ダンス、カラオケなど何でもいいと書かれています。さらに、選挙結果についての情報満載のSNSを延々と見続けるのをやめることなどを薦めています。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続