江戸時代には「32時間で2度」の南海トラフ巨大地震が…古文書から「教訓」を学ぶ
【安政東海地震】大船が帆ばしらを立てながら飛ぶが如くに田んぼに打ち寄せた
先人は何を残そうとしてくれたのか──。1854年12月23日の午前8時ごろ、紀伊半島南東沖から駿河湾にかけてを震源域とする「安政東海地震」が発生。最大震度7の大きな揺れが静岡県から山梨県にかけ広範囲に襲った。そのわずか32時間後、今度は紀伊水道から四国沖を震源域とする「安政南海…
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