小泉進次郎氏の能登被災地視察は自民総裁選への政治利用…意味不明の“新構文”「動き」連発

公開日: 更新日:

 妙なタイミングだ。自民党の総裁選に出馬予定の小泉進次郎元環境相が23日、能登地震の被災地である輪島市を視察した。

 元日の地震以降、視察は3回目。海岸の隆起などの被害状況や復旧工事の進捗を確認し、こう感想を語った。

【写真】この記事の関連写真を見る(35枚)

「こうやって重機が動いているように、復旧の工事が動きだして生業の再生に向けて動きだしたことを感じることができて、そこはすごく明るい兆しと希望を感じる動きです」

 何を言いたいのかイマイチ判然としないが、やたら「動き」を多用しているあたり、“進次郎構文”の新たな可能性を感じる動きだ。

 自身の初当選と同日にあたる30日に総裁選出馬を表明する予定。注目を集める中、被災地への視察とは「政治利用」のそしりは免れまい。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース